こんにちは、斉宮(夫)です。
定植が終わり、今シーズンが本格的に始まった。
今年はビニールハウスを増やし、忙しさは去年の2倍になる見込み。
不安だが、今のところ順調だ。
今はまだ忙しくないので、ラジオを聴きながらダラダラ作業している。
農家になりたかった理由の1つとして、FM802を聴きながら仕事がしたかった、があるのだが、人は欲深いもの。ついに禁断の果実に手を出してしまった。
芸人ラジオである。
去年久しぶりに大阪で漫才を見て以来、オズワルドのことが頭から離れず、ついに畠中氏、伊藤氏の肉声を求めて「ほら、ここがオズワルドさん家」を聴くようになってしまった。
こんなニワカリスナーがしゃしゃるのはおこがましいが、あえて書くとしよう。
畠中氏を一言で言い表すとするなら、「天才」である。
普段バラエティ番組で一言もしゃべらない、物静かな男は世を忍ぶ仮の姿。
普通の人が気にしないことに気づき、それをふ~ん、で終わらせない天才、それが畠中氏の本当の姿だったのだ。
彼がいかに天才かを説明するにあたって、欠かせないのが架空スポーツ「テュポン」である。
今や世界を代表する野球選手、大谷翔平。彼は誰もが認める野球の天才だが、もしこの世に野球がなかったとしたら・・・?
もちろん野球以外の分野でも、その有り余る才能を開花させていた可能性は高いが、今のような世界的な活躍ができていただろうか。
逆に、今存在していないだけで、自分の才能を活かせるスポーツがあるかもしれない。
そのような考えから生まれた架空スポーツ、それが「テュポン」なのだ。
「テュポン」とは一体どんなスポーツなのか?リスナーを巻き込み、詳しいルールが決められていく大人気コーナーとなるわけだが、ここまでを考え、仕掛けた天才こそ、われらが畠中大先生なのである。
普通の人は、大谷選手スゲー!かっけー!としか思わないだろう。
しかし、そこからさらに1歩踏み込み、もし野球がなかったら・・・?と考えられる人間は何%いるだろうか。
畠中悠の才能に、今後も目が離せない。
伊藤氏は、声の大きさと、畠中氏の話にすぐに引き込まれる純粋さが良いと思う。
番組が長続きしてほしい。